時計じかけのオレンジを見たよ。

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どもども、こんばんわ。ジョン・トラヴォルタです。

やー!何十年も見たいけど見れずにいた
「時計じかけのオレンジ」を、何だかやっと見れるかも!つって
いよいよ、いよいよ見てみました!

怖かったんだよ。極悪非道だって聞いてたし。
でもあまりにもスタイリッシュな香りプンプンで
気になって気になって気になって気になって
何十年も情報だけを入れまくっていて
それすなわち、ストーリー全部をわかっている状態で
それだけど「初見」という変な話だったんだけど

全然怖くなかった!

知ってたから怖くなかったのか
何十年も想像だけを膨らませまくってて
もっと酷いのかと思ったら、全然だった。
思えば昔の作品だもんね。そんなに酷くないわけです。
や、酷いんだけどね。やってることは極悪非道。
でも描写として、もっとエグいのかと思ってたんで
エグい描写はなくて(あるけどカットされてたのかな?)
何だ、全然だぞ?と思いながら見て
先程見終わって、即刻ブログを書いてるよ、なんですけども。

主人公のアレックス役のマルコム・マクダウェルが
何とも言えない美男子に見えたのってボクだけ?
あの真っ青な瞳が、非常に魅力的に見えちゃったんだけど
それっていけないことかしらん?

キューブリックならではの
インテリアやファッションや小物まで全てがファッショナブルで
そりゃ人気があって当然だわーと変な納得。

現実世界においても
凶悪事件を起こす犯人ってのがいるでしょう?
絶対的に許すまじ!と強く思ってしまうような
ものすごく酷い悪事を働く人っているでしょう?

あーゆー悪の権化で、更生なんて絶対できない
そういうタイプの人間っていて
劇中では「ルドヴィコ療法」っていう療法として出てきたけど
過去に実際に施していたという「ロボトミー療法」だって
効くわけ無いと思ってしまいます。
しかも設定では、アレックス15歳ってことになってるし
たったの15歳でこれって、ほんっと更生は無理と思うのです。

あーゆー人たちって、やはり決して「治らない」のだという思いを
ただただ、更に強く抱くに至ったわけだけど
作品の完成度や美的センスは最高だと思った。

最悪な映画なのに、すんごい映画。
キューブリックってすごいね。ほんと。
改めて、凄さを感じずにはいられなかった。

でもこれは、今だから見れたのであって
もっと早くに見ていたらまた違う見方をしたり
すごく怖いと感じたりして大変だったかも知れないから
やはり今、今この時、この日、見て正解だったのかも。

今の世の中、最悪胸糞映画ってのは腐るほどあるし
この作品は、最悪最低なのに魅力的という
稀に見る素晴らしい作品だったと思う。

見てよかったなあ。見れてよかったなあ。
闇落ちもせずに済みそうで、本当に良かった。

色々細かく、突っ込みたいところがあったけど
あえて書かずに終わってみます。

なんしょ、見て良かった。全然大丈夫でした。ほっ。


書き忘れてたけど、キリスト教も絡んでいて
ボクも大好きなベートーヴェンも絡んでいて
大好きな「ミルク」も「悪ぅいミルク」になって絡んでいて
もちろん人権侵害問題もあって
でも、ああいう極悪人間に人権を与えていいのか?とか
まー、終わってからもいろいろ考えちゃってる現在。

あの「悪ぅいミルク」飲んでみたいな。どんな感じなんだろ。

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