コーヒー&シガレッツを見たよ。

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どもども、こんばんわ。サラ・ジェシカ・パーカーです。

随分前に見たきりで「素敵だった」という思い出しか残っておらず
またちゃんと見たい映画リストの中にあったので
ゲオの宅配レンタルで借りてみました。

この映画は、まったく意味がありません。
得られるものってのも特になく(ジャームッシュ本人もそう言っている)
ただただ、コーヒーを飲みながらタバコを吸い
あーでもないこーでもないと話をしたりしなかったりする人々を
短い短いオムニバス形式で見ていくだけです。

が!

だがそれがいい。

というやつです。本当にそれ。

タバコを吸わない人が見ても、良さはわからんのかもしれんけど
ジム・ジャームッシュ監督の才能炸裂しております。

まあ確かに、万人受けはしないとは思う。うん。

けれどもなんでだろう。とっても癒やされるといいますか
下手すると癒やされもしないかも知れないんだけど
なーんかいいんだよなー。と。

このところ、映画を見まくっているボクで
しかも、深すぎてどう解釈していいかわからんとか
意味がわからんすぎてどうもならんとか
実際、何も言いたいことなどないだろう、これとか。
そんなんばっか見ている気がしてならないんですが

不思議だなあと思うのは
「意味のわからない映画」でも
見て気持ちが良いのと、悪いのとあるらしいなあということ。

終わった瞬間にエンドロールが上がってくると同時に
えー・・・てなるのと
おー・・・てなるのとあるのです。

この作品は、後者の方で
おー・・・案の定何も意味なかったわーい。いいねいいね。
というような感じになったのです。前に見てたからかもしれんけどもね。

豪華俳優陣を使って、これを作るって
ジム・ジャームッシュって人は・・・ほんとすげえw みたいなね。

先日見たところの「君たちはどう生きるか」は
タイトルと違うやーん!という点において、不服感を味わったわけですが
この作品はタイトルまんまやーん!むしろタイトルでしかなかったやーん!と
なんかこう、嬉しくなっちゃうっていう不思議。

人間模様がないようで、ちゃんとあるからかなあ?

ボクが一番気に入ったのは
一番最初のエピソードのロベルト・ベニーニが出てるやつです。
えー!ww っていう。なんだったのーww っていう。
本当に短い短いエピソードばかりで、これもそうなんだけど
ロベルト・ベニーニがたまらんほどに、ロベルト・ベニーニなのです。はは。

あ、そうそう。ロベルト・ベニーニといえば
一緒に借りている、これまた大好きなオムニバス映画の
「ナイト・オン・ザ・プラネット」にも出てきますんですが
「ライフ・イズ・ビューティフル」を見て以来
すっかりロベルト・ベニーニが大好きになっちゃって
一時期猛烈にハマったんです。
うんもう、イタリア人しか勝たん。みたいな時期があって。

まま、それはどうでもいいんだけど
知らずにいたけど、その「ナイト・オン・ザ・プラネット」も
ジム・ジャームッシュ監督だってのに、昨日気づいて
おおーう・・・ボクは今、ジム・ジャームッシュ祭りなのか、そうなのか。
無意識に、ジム・ジャームッシュの世界を欲しておったのかと
自分で自分にびっくりしているところです。

今日、このあと見るつもりなんだけどね。ふふ。楽しみ。

というわけで、今ボクは、ジム・ジャームッシュ祭りの最中なのでした。

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