どうもどうも、こんばんわ。ボクです。
何とか無事、母を見送ることが出来て
玉串料をくださった皆さんへのお返しの品も用意できて
明日から仕事に行こうかな、とそういう段階の現在です。
皆さんの参考になるかどうかはわかりませんが
「直葬・自宅安置」というのをチョイスした我が家の
細かい金額やら、どんな様子だったかを覚え書き&情報提供をと。
母には、日頃から懇意にしている人もおらず
友人もいませんでしたから
とにかく、家訓に習って「神式」にて
家族でそっと母を見送れれば良い。ということで
通夜も葬儀も行わない直葬プランを選びました。
しかし、マジの直葬プランだと
確かに一番安いのですが(88,000円)
それだと、遺体を葬儀場に連れていき、そこで安置するため
火葬の時まで会うことが出来ないという流れになるらしく
うちは、自宅の母の部屋に安置してもらうタイプ(130,000円)で
自分たちのタイミングで、母を覗きに行っては話しかけたり
家族の団らんを持ったり、とても自由な感じで火葬の日を迎えました。
10日の21時に死亡確認が取れて
すぐに、会員になっていた葬儀社に電話をして
23時に迎えに来てもらって、自宅安置。
死亡診断書を病院でもらい
火葬の手配などは葬儀屋さんが全てやってくれました。
法律で24時間は火葬してはならないと決まってるのと
着火前に、神主さんにご祈祷をあげてもらいたかったので
神主さんのご都合も合わせて
12日の15時着火の予約を取ってもらいました。
11日は、お棺を持ってきてくださって
何せ直葬プランなので、何の飾り一つもないもんだから
自分で、葬儀屋さんの籠盛り(10,000円)を「家族一同」として注文して
次の日(11日)には持ってきてくれたので
母の側にどーーーん!と置いてもらいました。
母の棺に沢山お花を入れたかったので
それもオプションで出棺用生花を注文しました(15,000円)
細かい注文はできないけど、ピンク多めで、とか
かすみ草も入れてくださいとか、お願いできました。

そして、娘たちは買い物に出かけたりして
ボクはただもうひたすらに寝て
なんだかんだで、あっという間に夜で、そして12日になりました。
あ、それと、仏衣、というのもプランの中にあったのですが
あえて仏衣は着せず
母の大好きなマイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」のTシャツで
私が買ってあげて気に入ってくれていたあったかスパッツという
これまでと変わらぬ姿で。
届いた花たちと、娘たちが買ってきた造花もちょっぴりと
何やら神式の場合の女性は扇を入れるらしくて
娘たちが買ってきて、入れてくれました。そして
娘たちが描いた絵や手紙と母が大好きだったおもちと
ETのぬいぐるみとトラのぬいぐるみと
母が気に入ってくれていて
介護士さんや看護師さんたちに評判だった
このTシャツも入れて、お別れを言って出棺でした。

そして、遺影写真もお願いしました。
家族で、母の写真をあれこれ見て決めて
とっても素敵な遺影写真(18,000円)を作っていただきました。

大きいのと小さいのを作っていただいて
大きいのを母の部屋に、小さいのを居間に飾ってあります。
火葬場に着くと、神主さんも到着なさっていて
一緒に弔いのご祈祷をあげてくださり
玉串(榊)を一人ひとり捧げて、棺の中にも入れました。
納骨の相談や、50日祭(仏教で言うところの49日)のことや
1年祭のことなども軽く相談させていただけました。
掛川にとてもよい霊園があるのを発見したので
また日を改めて、問い合わせをしたり見学に行ったりしながら
50日祭のときか、1年祭の時に納骨予定です。
あと、骨壺などは、プランの中に込みだったみたいです。
立派できれいな骨壺とケースで
骨も、粉々になっているものも一粒残さず
とてもとても丁寧に拾い上げて中に入れてくださって
掛川の火葬場はとても遺族の心に寄り添ってくれる
良い施設だなと、家族で感心して話しました。
という感じでした。金額をまとめてみます。
全て、現金でその場で支払いという形になりました。
直葬・自宅安置プラン ————130,000円
搬送(8km超過)——————-5,000円
時間外料金(夜中だったから)—–25,000円
ドライアイス ————————9,000円
遺影写真 —————————18,000円
お別れ花 —————————15,000円
籠盛り —————————–10,000円
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合計 ——————————212,000円
消費税 —————————–21,200円
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神主さん玉串料 ——————-100,000円
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総額 ————————– 333,200円
あとは、病院から入院費と看取り費(?)などをあわせて
請求が来ると思うので、それを支払います。
そして、玉串料をいただいた、ボクの会社の社長や部長や有志の皆さんへ
13,000円弱分のお菓子のお返しを用意しました。
立派な葬儀は行いませんでしたが
さいん家・総勢4名で
我が家らしい好いお見送りが出来たと満足しています。
いざという時用に現金で用意しておいたお金と
手持ちのお金で、ピッタリ支払うことが出来て
本当に、いろんな意味でピッタリのお見送りになりました。
以上が、今回の我が家の母の葬儀費用や流れでした。
参考になるかどうかはわかりませんが
必ずしも通夜や葬儀といったお飾りや式を行わずとも
家族で暖かく、そっと見送ることもできるよということが
伝わったなら幸いです。
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