どうもどうも、こんばんわ。アラン・ドロンです。
金曜から映画まみれになっているボクですが
いよいよ、こちらを見ましてね。
一切の情報入れず、見ましたよ。期待もせず、見ました。
そして、何といいましょうか…。
玉砕に近い感じの心持ちであります。はは。
さっぱり意味がわからんちんどものっちめちん。
いろいろと、深読みしたり、これは◯◯のメタファーだとか
いろいろ理由や意味を見出さんとしている人の意見を
見終わったあと、ざっくりですが読みまくってみたけれど
ボク的には、これはまるっきり子供の心で見るべきといいますか
意味などわざわざ見出さず
理由を探したりもせず
ただただ、感覚で感じ取ったものを咀嚼したりしなかったり
あー、ジブリ作品だったなーって
そう思えばいいって言うだけではないかと、そんな風に思う次第。
意味はわからなかったけど
これでもかこれでもかと、ジブリ作品のオマージュと言うか
アレに似てる!コレに似てる!の連続だったので
宮崎駿監督は、ただただ、それをやりたかっただけなのかも?
なんて思ってもみたり。
でねでね!自分的にとっても偶然素敵だったのは
見てる間にお腹が空いたので
一旦止めて、トーストを焼いてジャムトーストにして
ムシャムシャ食べながら見ていたら
それと同じタイミングで

このシーンだったのですよー!やー!
一緒にジャムトースト食べれるなんて、なんて素敵な偶然☆
ジブリって、食べるシーンがいつもたまらんことになるじゃない?
食べたーーーい!てなるわけじゃない?
それがもー、嘘みたいに一緒に食べてるという奇跡。
とっても嬉しかったぞー!ボクはー!
で、話し元に戻すけど「意味がわからない」となる理由はただひとつ。
別段、タイトルの「君たちはどう生きるか」を
問うてるわけではないということじゃないかな。
ボクは、それを問われるものだとばかり思って見たから
え、何も問われてないんだが?
となって混乱したというのがまず鑑賞後一番に思ったことで。
タイトルは、作中にあった
眞人のお母さんが眞人に残したという本のタイトルで
それを読んで眞人が涙をこぼすシーンがあったと言うだけで
特に、見てるこちらに問うてきてるわけではないんだと思う。
だから、何も考えないでただ見たら良かったのだと
見終わってから気づくわけだけど
えー、それならそうと言うてくれよー
そしたらそのように見たんで、もっと楽しめたはずなのにー。
なんて思っちゃったりね。
思い返せば、これまでのジブリ作品の中には
これと言って意味はなかったと思うんだな。ほぼ全部。
勝手にボクらが意味を感じ取ったり意味を付けたりしてただけで。
だから、これまでの作品と同じような気持ちで見たならば
ああ、眞人の冒険が、ハッピーエンドで良かったなあ!と
素直な気持ちで見れたように思う。
例えば、千と千尋の神隠しみたいにね。
アレだって、何か意味があるかってーと、特にないよ。うん。
千尋の冒険のお話で、ハッピーエンドで良かったなあ!だよ。
意味を見出すなかれ。
ただただ、ジブリ作品を堪能しやがれ。と
そういうやつなんだと思う。多分。
とはいえ、宮崎駿監督なりに何か思うところを
潜ませてあったりはするんだろうけども。
あの石の積み木のバランスで保てるのも「あと一日」なんて言ったり
それの跡継ぎをというのに、それを拒否して元の世界に戻ったり
それなりに、ふむ。と、何かしらを受け取った自分もいます。
誰かの考察で、スタジオジブリのことを描いているのでは?
というようなのがあって、なるほど、確かに。そんな気もする。とかね。
とまあ、そんな感じで
兎にも角にも、スタジオジブリ作品でっす!という
全力でジブリまくりの作品でしたよ、と。
声優陣が有名著名人ばかりでびっくりしたし
米津玄師の歌も非常に良かったし、ままま、こんなもんじゃないかな。
奥田民生の歌にもあるじゃない?
マシマロっていうタイトルの曲なんだけど、歌詞の最後に
ああ、マシマロは関係ない
本文と関係ない
マシマロは関係ない
ていうやつ。アレと同じだよ。多分。
たくさんの歌に、意味のわからないのがあるように
映画の中にも、意味のわからないのがあってもよいのだよ。たぶんさー。
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