インサイド・ヘッド2を見たよ。

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どもども、こんばんわ。シャイン・ヘッドです。

1月に上の娘が見ていたので
あまり興味がなかったので食指が動かなかったんだけど
一緒に「インサイド・ヘッド」を見て
想像と全然違ってすごく良かったのと
その中で、主人公のライリーの感情たちが
「ライリーらしさ」を築き上げて
ライリーの成長を促している様子に良く出来てると感心してたら

なんと、2は、そんなライリーの思春期の話で
感情たちがもうエライコッチャになるんだよー!

などと、最高に興味をそそってくれちゃってたので
今日見てみたって言うわけです。(´∀`*)ウフフ

以下、ネタバレ炸裂で行きます。要注意。


基本の感情は5つ。
ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカ。

この5つの感情は、どれも外せない
大切な大切な感情ばかり。
ライリーが13歳になるまで、彼らが頑張って
「ライリーらしさ」を作り上げてきた。

けれども、ライリーがとうとう思春期を迎えて
新しい感情たちが脳内の司令室に到着。
シンパイ、ハズカシ、イイナー、ダリィ。

その新しい感情の中のシンパイがどんどんライリーを変えていく。
どんどん司令室を牛耳って、とうとう乗っ取っちゃう。
そして、基本の感情たちを追放しちゃうんだなー。

そっからの、あれやこれ、これやあれで大変なんだけど
ライリーに、ネガティブな記憶はいらないと
どんどん記憶の彼方に送っていたヨロコビ達5人だったけど
ヨロコビはまた気づく。

ネガティブな感情も、思い出もまた、大切なものだということに。

ただただ楽観的でハッピーな子供時代を終えて
自分の悪いところ、だめなところも全部ありの
本当の「ライリーらしさ」が出来上がる。

自分も、また娘も、思春期の頃
感情が溢れ出したり止まったり怖気づいたり頭にきたり
あんな感情こんな感情の大洪水で
心も体もどんどん変わっていって
自己嫌悪に陥ったり、夢見がちになったりめちゃくちゃだった。

そんな風に思っている
この今のボクの頭の中にも、あのライリーと同じ感情たちがいて
ボクにいろんな司令を送ってくれてるんだろうなーなんて。

55歳にもなれば、事情も状況もまるっきり変わってしまったけど
振り返ってみるに、いろいろあったけど
なんとか乗り切ってきて、今の自分がある。
酷い自分だった時も含めて、今の自分。
友達も沢山変わって、別れも沢山経験して
恋もして、結婚もして、離婚もして、転職もいっぱいして
娘を生んで育てて、本当に本当にたくさん頑張ってきた。

だから、今が、最高。いつでも。

「なかなかいい人間」になってきてると思う。まだまだだけど。
自分で自分のことをそう思えるって幸せなこと。
自分は間違いも過ちも沢山重ねてきたけれど
それがあって、反省したり、悔い改めたりしながら
「なかなかいい人間」になってきたのかな、と。

これからもまだまだ、いろんな失敗をすると思うけど
それもまた経験。大切な、経験。
ヨロコビもカナシミもイカリもムカムカもビビリも
その他の感情も、全部、自分にとって大切なものばかり。

そういえば、更年期ってのもまた
「大人の思春期」だよな、なんてことも思ったり。
それまでの自分とは、心も体もどんどん変化してきて
今まで苦しんでいたものから解放もされるけど
若い頃にはなかったシンパイで気持ちがいっぱいになって
はち切れそうになっちゃったり、空回りしちゃったり。

でもそのシンパイのおかけで
計画を練って、一つ一つ丁寧に準備をしてみたり
落ち着いて行動できるようにもなったり。

本当に良く出来たストーリーだなーとしみじみ。
1作目も素晴らしかったけど、2も良かった!

ボクは、母が天国に旅立って
本格的な一人暮らしになって
どうやら「大人の思春期」だと思うところの更年期も終わって
第3の人生の幕開けってことかなー?なんて思ったりね。

無理せず、気張らず、自然体で
これまでのアレヤコレヤによって作り上がった「今の自分」を大切に。

がんばってこー!と思える、いい映画でした。

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