万引き家族を見たよ。

House Keeping & Life
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どもども、こんにちわ。ベネディクト・カンバーバッチです。

ずっと、闇落ちするから止めなーなんて言われてたけど
同僚のKさんが強くおすすめしてくるってんで
ネトフリでようやく見るに至りまして。

以下、ネタバレまくりで書きますので、よろしくどうぞ。


家族ってのは、家族ってのは
血がつながってるものだけのものなんでしょうか。

描かれていた家族は、血は繋がってないし
万引きで暮らしを立ててるような貧乏ぐらしで
それはとても良くないことだけれど
そこには確かに愛があって
明らかに「家族」だと思った。家族でした。

でも、日本の規則で洗えば
それは家族ではないし、ばーちゃん埋葬しちゃってるし
捕まっちゃったわけだけど

ちゃんとした法律に沿っていない夫婦とか
(内縁の妻、とかいうじゃんね)
そういうのって、意外に結構身近にあって
また、その内縁の妻の連れ子は血は繋がってないけど
家族として、妻が亡くなってからも育ててるとか
マジで、身近にいらっしゃったりする自分なので

尚の事「家族とは」というところでうーむ…となりました。

たぶんあれは
ばーちゃんが一人暮らしだったところに
夫婦が一緒に住み始めて
別れた旦那さんの息子の娘がオーストラリアに行ってると言いつつ
ばーちゃんちで一緒に住み始めて
祥太は車に置き去りにされていたところを助けて
以来、一緒に暮らしていて
一番下のゆりちゃんは、見ての通りの虐待されてて助けて
一緒に住むという流れだったわけだけど

ゆりちゃんがねーもうね。
泣かせてくれちゃうわけです。

水着を選ぶ時に「叩かない?」というところなんかもう
号泣よね。ギューッと抱きしめたくなるよね。
血の繋がった本当の親ってのは
ゆりちゃんのこと、全然顧みないどころか
虐待してね。ベランダに放置したりしてね。
どっちが家族なんだよ、と。

法律ってなんだろう?社会規範ってなんだろう?

当てはまらない人は、罰せられたり離れ離れにされたり
それってどういうことなんだろう?

それにつけても、樹木希林さんの演技。
確か、全部歯を抜いて取り組んだと聞いていて
その表情が、うちの母にそっくり過ぎて、口元が同じ過ぎて
胸がきゅーんとなったりもしてね。

ばーちゃんなしにはあり得なかった家族。
ばーちゃんという存在。
泣ける(泣)

かくしてボクは、闇落ちはしなかったし
なんとも言えない気持ちにはなれど
是枝監督やリリー・フランキーさんや安藤サクラさんや
子供達の演技に胸の中で大拍手でした。

最後の安藤サクラさんの一人演技も
もうもう涙なくしては見れないくらいで。

素晴らしい映画でした。見て良かった。
来週、同僚のKさんとまた、あれこれ語り合いたいと思います。

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