どもども、こんばんわ。ボクです。
こちら、こないだの日曜の晩に見てたんだけど
メンタルが弱ってたり、仕事が猛烈に忙しかったり何たりで
なかなかブログを上げれずにおりました。
以下、ネタバレ炸裂で書きます。
正直、あまり期待していなかったのだけど
メッチャクチャ良かった!
最後はもう、家で一人でスタンディングオベーションでw
あのスカーが、なぜスカー(傷という意味)になったのか。
ムファサとの関係性は、どういう流れで、対立するようになったのか。
そこら辺が、ガッツリと、丁寧に描かれておりました。
2人の不思議な縁もあったりね。
ムファサが如何に王になったのか。
ムファサが王になるために、タカ(スカー)は必要で
それこそ、ついさっき、ボクがBlueskyでポストしたところの
「キリストにより、体全体は、あらゆる節々が補い合うことによってしっかり組み合わされ、結び合わされて、おのおのの部分は分に応じて働いて体を成長させ、自ら愛によって造り上げられてゆくのです」エフェソの信徒への手紙の4章16節
これなんだよね。本当にこれ。
ムファサもタカも、分に応じて働きが与えられていて
「そのように」道が動いていくんだよね。
ボクの上の娘は、父親を亡くしてる兼ね合いで
ムファサを殺すスカーのことをとっても嫌っているけれど
ボクはスカーのこと嫌いではなくて。むしろ好きかも?くらいで。
先日、セリアに行った時、スカーの靴下を見つけて秒で買ったりもw
スカーだって、タカだった純真だった頃ってのがあって
王であった父の姿を見て胸を痛めていたところもあったり
(見た目はすごく良かったけどあまりいい王様じゃなかったよね)
自分が王位継承者なはずなのに
王として正しいことってのを教わることができてなかったり
不甲斐ない自分というコンプレックスがあったり
勇敢になれないコンプレックスもあり
ムファサに対してもコンプレックス…。
そしてその上、ムファサにサラビへの恋心を伝えていたのに
二人が目の前で結ばれてしまって…。
そらもう、なんだかもう、たまらんかった。
それくらいで殺していいかというと、絶対ダメなんだけど
ムファサが王になってからというもの
ずーっと日陰の身で、王位継承者だったプライドはずっとズタズタ。
それでもムファサのことを2回も助けたんだよ。
助けたから、あの白い悪者たちにも勝つことができた。
そして、ムファサは王になれた。
ムファサ王は、スカーがいたからこそなんだ、というのがね。
この作品でわかって、本当に良かった。
数多あるディズニー映画のヴィランの中で
唯一、殺しをやるスカーが最も悪いヴィランだってことになってたけど
確かに悪いんだけども、殺しちゃいかんのだけども
でも、スカーがいてこそのムファサだったことも考えると
昔流行った海外ドラマ「LOST」でも
未来が見えるデズモンドが
死ぬ運命にあるチャーリーを何度も救うけど
兎にも角にも「死ぬ運命」というこれは何度も何度もチャーリーを襲い
チャーリーはもう自らみんなのためになることをして死ぬことした
あのシーンのことなんかも思い出したよ。
ムファサは、スカーが助けない限り
「死ぬ運命」だったのではないかなって。
2回?3回?両手を爪でガシーッとやるシーンが繰り返されたもんね。
あれは、そういう定めだったという意味だと思った。
その上で、ムファサがいなくなっても
それでも王になれない、それもまた定めとしてあって。
あゝ哀しみの王、スカー…。
決していいわけないし、かっこよくもないけど
ボクは、スカーにすっかリ感情移入しちゃったよ。
自分のずたずたになったプライドを噛み殺して
「敵わないこと」を受け入れて国王陛下…と頭を下げて去るスカー…。
くーっ。泣かせやがる💦
親とはぐれたムファサが王になっていくストーリーもね
もちろん素晴らしかったんだけどもね。
王は1日にしてならず。王たるものどうあるべきか。
そこら辺もきっちり描ききってて素晴らしかった。
いい映画見たなあ。
買ってきた靴下は、とっておきの時に履くことにしよっと。
ではでは。
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