プリシラを見たよ。

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どうもどうも、こんにちわ。ジャック・ブラックです。

浜松シネマイーラさんで上映してた時に行きたかったんだけど
日程と時間が合わず、見れずにいて気になってて
準新作120円!キャンペーンでゲオの宅配レンタルできまして。
やーっと見れました!ソフィア・コッポラ監督作品のプリシラです。

大好きなエルヴィスの奥さんサイドのお話。

完璧にプリシラ目線のストーリーで
完璧に美しくファッショナブルで素晴らしかった!

プリシラ役の女優さんがめちゃめちゃ可愛らしくて
ナタリー・ポートマンに似てるんだけど
それはそれはもうもう、どんな時も愛らしくキュートで美しくて。
こういうのは、ソフィア・コッポラの得意分野なんだろうな。

兎にも角にも、美しかった!

14歳で出会った二人は
まだ「その時」ではないと
ずっとキスとハグだけの関係で8年付き合っていて
「その時」が来たとエルヴィスが言い、やっと結婚して
すぐ妊娠して、リサを出産するも離婚。という流れだったけども

愛とか恋とか結婚とか出産とか名声とか
栄光とかスランプとか堕ちていくエルヴィスの姿とか
でも…プリシラはとにかく若かった。若すぎたし
多感な時期をすべてエルヴィスに捧げてきたし

自分も16から付き合った人と19で結婚して
20で出産して、DVに遭ったりして25で離婚したから
プリシラの心の流れが凄くわかって。

とにかく「外の世界」に出たくなる気持ち。
ずっとかごの中にいるような気持ち。
自分ってなんなんだろう?と思う気持ち。
愛されていると言うよりも、縛られているという感覚。
それは、とてもゆっくりと自分の中で広がっていって。

その流れがね。ボクには痛いほどわかって。

エルヴィスが堕ちていく時に離れたプリシラのことを
批判的に見る人もいるのかも知れないけれど
いやいやいやいや、無理ですって。と思う。
プリシラはまだ若く、ずっと若過ぎたんだもの。
愛する人に愛されたかった。ただただそれだけだったと思う。
自分と娘の方を向いて欲しかった。
自分を愛して欲しかった、求めて欲しかった。

無論、エルヴィスはプリシラを必要としてはいたけど
「そんなんじゃない」というのはずっとあったと思う。

美しくも切ない映画でした。


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