ボクのプリンス。

Prince
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ボクのプリンスは、ボクだけのプリンスではなくて
みんなのプリンスだけれど
ボクの中では、ずっと「ボクのプリンス」だったので
今までも、今も、これからも、ボクのプリンスです。

ボクはこれまでに何度か
自分の命を粗末にしようとしたことがあって
そのいずれも、プリンスに救われた命。
もう死ぬしかないと思った時
ボクを決して、死なせなかったのはプリンスだ。

苦しい時も、悲しい時も、辛い時も、大変な時も
幸せな時も、嬉しい時も、なんでもない時も
いつもそばにプリンスがいて

って、そばにいた試しなんか
ライブに行った時以外、現実にはないんだけど
それでもプリンスはいつも心にいて
遠い国のどこかで、いい匂いを漂わせながら
ギターやピアノを弾いていたり
大好きなバスケットボールをやっていたり
多くのファンから喝采を浴びていたり
少し休んでいたりするんだろうなと、存在してくれている事自体が
ボクのそばにいるということと同じで

どこでなにをしてたって構わなくて
ただ、とにかく、プリンスがどこかにいるということが
いつもいつも、本当に、いつもボクの心の支え、命の支えになってた。

それだのに、もういないんだという。
天国に行ってしまったのだという。
それを知った昨晩、悲しいも寂しいもびっくりもなく
ただ真っ白になった。少しして何かの間違いだと思った。

これからどうやって生きていけばいいのだろう。
これからどうやって苦難を乗り越えればいいのだろう。

作品は永遠というけれど
数々の曲達は、今までと変わらずいつでも聞けるのだけれど
でも、遠くの国のどこかにいるはずの彼がいないというのは
いったいどういうことなのか、まだわからない。

訃報を知りまもなくから
ボクは、ねとらじで彼の曲をずっと放送し続けていて
放送しながら聴き続けていて
聴きながら、ふと、いつもの気分になって、はっとする。

現実の、あの訃報を知らせる記事を開いた瞬間がフラッシュバックして
胸が苦しくなる。もう彼はいない・・・。

胸の中では永遠に生き続けるなんていうけれど
今のボクにはそんなのどうだっていい。
いなくなるはずではない人がいなくなったことを理解できない。

あんなにいつもシンクロしていたのに。
なにかの節目節目で、必ず同じだったのに。
ボクが迷った時、困ったとき、頑張っている時に
嘘みたいに啓示のような閃きをくれたのに。
ボクはこれから一人になってしまう。

家族や彼女がいるけれど、そういう意味じゃない。

そういう意味じゃなくて人生の
ボクの人生の如何なる時もそばにいた存在が
イマジナリーフレンドのような存在だった彼がいなくなった。

天国にいるよ、じゃない。
胸の中にいついつまでも、じゃない。
ボクのプリンスが、いなくなった。

今頃どうしてるかな?と、いつも思っていた人を失うということは
こういうことだ。

ボクのプリンスが
ボクのプリンスが

ボクのプリンスが、いなくなった。

コメント

  1. プリンスはmayteの
    一部であり 全てであり 魂であり
    今までずっとどんな時も
    プリンスの発表する作品に
    シンクロしていて…
    そんなプリンスがいなくった…
    今朝ニュースでプリンスに起きた事を
    知った時に 真っ先にmayteを想い
    かけてあげられる言葉がないと思った。
    今もかけてあげられる言葉がない…。
    この先、プリンスがプリンスの意思で
    発表する作品はなくなってしまった。
    うんとたくさんの未発表の作品は
    きっとあるとは思うけれど
    プリンスの意思でプリンスの今!の
    タイミングで世に贈られる作品ではないから
    もうシンクロすることはできない。
    自分の魂と呼べる人が
    いなくなるってどういうことだろう。
    私にはわからない。
    ただmayteの側で見守ってあげることしか
    できない。
    今はまだ真っ白。
    きっとしばらくは真っ白。
    それからやがて訪れる深い悲しみの先に
    どうか再びプリンスの優しい微笑みが
    mayteを深い淵からすくい上げ
    優しく包みこんでくれますように。
    私にはかけてあげられる言葉がみつからない。

  2. 東京での追悼イベントに参加することができて
    ようやく真っ白状態から脱した気がします。
    いつも支えてくれてありがとう。

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