我が父の肖像。

Mental Health
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昨晩、あまりにも眠くて
いつもと違って、ちゃんと夜のうちに寝てしまい
『いい感じの朝』に目が覚め
『いい感じの朝』とは
だいたい6時代の朝のことで
非常に健康的な感じがするわけですが
起きていのいちにすることといえば『ピグライフ』と『ピグカフェ』とかいう
あまりこう・・・褒められた感じではない予感満載の
いわゆるネトゲだったりするんだけども
それらの方をつけつつ朝食も済ませたのち
どんどこ家のあちこちを片づけたり掃除したり。

Willenium Willenium
(1999/11/18)
Will Smith
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その際に聞いていたのが・・
て、まだ聞いてるけど、このアルバム。
久しぶりに引っ張り出し。
ハウスキーピングの類をやっつけるにあたって
非常にこぎみよく、良い具合に諸作業がはかどるアルバムである。

ってこれ・・・
今よくよく見たら
1999年発売のアルバムなんだな。

1999年といえば。我が娘の生まれ年。
自分が人の親という最高の権利をひとりで我がものとし
目いっぱい可愛がってやろうじゃないの、なんて思ってた年。

そいや
これを聞いてた頃
彼女は力いっぱい赤ん坊で
赤ん坊の彼女をどこでもここでもひきつれて
いろんなとこに行ってたなあ・・・など思いながら。

ウィル・スミスといえば
愛妻家であり、且つ、子煩悩のイメージも強くて

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ウィル・スミス、タンディ・ニュートン 他
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この映画もなかなか良かったし
アルバムの中で
息子のウィロウ君も声の出演をさせていたり
Just A Two Of Usという曲は
息子にあてた歌とされているとかなんとかで
クールでかっこよく
加えて、稼ぎもすごいっていうような
男の中の男、甲斐性たっぷりありまっせ的な人だけども

そんなことを考えながら掃除してたら
父のことを思い出した。

自分の父親はあまり大した人ではなく
なんつのか・・・太宰治みたいな人で
力いっぱいろくでなしだったと記憶するんだけども

そのせいで
母とは自分が3歳の時に離婚して
すぐさま他の女と結婚したりしており

聞けば
母に『結婚なんてのは二番目に好きな女とするもんだ』などと
非常に自慢げに話すなどしていたため
すぐさま再婚したあの女は
はたして何番目だったのか?自分は何番目だったのか?
とかいう問題で軽く心悩ませていたりなどしたらしいけども

なにしろそんな具合で
言わんでいいことを
本人観点では『かっこいい』ということらしく
今でいうところのドヤ顔で話すというような
何ともどうしようもない人だったという話。

しかし自分にとっては
物心ついてからは一度も暮らしてないけど
結構多大なる影響を与えたひとりであり
なんなら自分の趣味思考形成に於ける
肝の部分を牛耳っている気がする。

思いこんだら是が非でもというような
頑固者の母であるため
先のことなんか考えもせんと
祖父が亡くなるや否や
父に三下り半を突き付けたはいいが
彼女が決めた勤め先ってのが
夜のおでん屋さんだったりなどしたせいで
可哀想な3歳児のボクは
まだたったの3歳だってのに
夜の暗い家にただ一人
お留守番をする子供になっていたりしていて
ろくでなしの父とはいえ
それはいささか気がかりだったと見え

母がいない夜
毎日ではないが
時々ふらっと現れたりしてくれてて
ハイジが好きだというたのに
何故かヨーゼフを買ってきてくれたり

頼みもしないのに
子守歌を歌ってやるなどといい
あろうことか


こんな歌を歌ってくれなどし
(しかも鶴田浩二になりきって耳に手を当て悦に入りつつ)
三つ子の魂100までなどといいますが
そんな三つ子に
こんな歌聞かせたりしやがってくれちゃって

おかげさまで案の定
真っ暗闇の傷だらけの人生まっしぐらなんだけども

中学の頃も
ほぼ一人暮らしになっていたところに
やはりふらっとやってきては
まあ読め、と置いて行った本が

人間失格 (新潮文庫 (た-2-5)) 人間失格 (新潮文庫 (た-2-5))
(2006/01)
太宰 治
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こんな具合で
彼は我が子の幸せを願っているのかいないのか
さっぱりわからなかったのだけども

学校サボってふらふらしてたら
またもってしてやってきて
ちょうどいい映画やってるから見に行こうといい

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これまたなんやら真っ暗闇で
且つ、彼が蘊蓄を四の五の四の五の
横で語りまくっちゃうもんだから

肝心の映画の内容など
さっぱりわからず、ああもう、なんか泣くのね。うんうん、切ないのね。
みたいな、ほんとにどこまでも果てしなく
自分勝手な父親でありまして

そんでもなんですね。
それでも彼なりの我が子への愛だったり優しさだったり
心配している思いやりだったり

また
男としての自分の生き様や
自分の良いと思ってるものを伝え教えたいとかいうような
なんか、そんなとこだったんだろうと思っていて。

良かったか悪かったかはさておき
ちゃんと伝わってるよ。
つか、伝わっちまってるよ、と~さん。
とか。

高校入学の時
市内で一番の高校に受かったんで
あんた一番いい自転車買ってよこせよ。
などと
彼の職場に出向いてのたもうたらば
ほんとに超かっこいい真っ赤な自転車を買ってよこし

しかし学校では色付き自転車は禁止で
黒か紺しか認められていなかったため
登校初日から
即刻先生に目をつけられて
3年間地獄の日々になっちまったりしたんだけども
それ以来、父には会っておらず。

今頃どうしているのやら。
今ならいろいろ話せそうなんだがな。
ずっと彼が一方的に語るのを
黙って聞いてただけだった気がするし。

でもまあ、それはそれで良かったもか知れなくて
もしも今また
彼と一緒に酒なんか飲みながら
語れたとしても
きっとまた彼が話すのを聞いてるだけの気がする。

ちっとも父の役割果たしてなどいなかった。
共に暮らし、生活の面倒を見てくれた人じゃなかった。
でも、あの人は、まぎれもなく、自分の父親だ。
今の自分を作り上げてる要素の一つ。
それはそれで大事なんだ。
か~さんは、未だにボロカスに言うけども。
あれはあれで、大好きな父なんだ。
自分も、娘にとってよい親であるだろうか。

父役、母役、両方やる気で
ずっとひとりで育ててきてるけども
ろくでなしでどうしようもないけども
それでも大好きと、彼女は思ってくれるだろうか。

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