人間失格 太宰治と3人の女たちを見たよ。

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どもども、こんばんわ、ボクです。

前々から気になってはいたものの
なかなか見るまでに至っていなかったけど
ふと気が向いたので
母と一緒に見ましたよ、と。

監督は、あの、蜷川実花氏で
彼女がメガホンを取ってるってことは
まったくもって予想通りの
全編に渡ってビビットな美しさで

太宰と3人の女たちの美しさと
愛やら恋やら大変な騒ぎだったんだけども

映画作品としては「佳作」て感じだったかな。

かく言うボクは
太宰治の愛読者であり、且つ
生まれ変われるなら小栗旬になりたいと
常日頃言っているくらい
小栗旬のファンであるのだけれど
たっぷりと小栗旬が見れたということ以外は

うーん、どうだろう? みたいな。

とは言え
名台詞はたっぷりありましたし

それらの台詞は
実際に交わされた言葉だとされていたり
作品に使われている言葉で
それらがしっかりと活かされてたので

太宰ファンとしては、うむうむよしよし。と。

そして「佳作」とかいうたけど
心には残っていて
太宰作品を改めてまた読んでみたいと思わせる
良いところもいっぱいあったと思う。

内容を書くとネタバレになるから
ここに記すことはしないでおくけれど
多くの人の思うところの「太宰治像」を
全く裏切っていない良作とも言えるかも。

ただ、うちの母は
太宰治の描き方に「悪意がある」と言ってたw

母の中の太宰治像とは違ったのだろうね。はは。

そいやね。蜷川実花氏の
「蜷川節」が効きまくった作品だったけど
肌の加工などは一切されてなくて
文字通り「小栗旬の毛穴までバッチリ見れた」のは
ちょっと意外だったかな。

それがまた生の人間味を出してたようにも思う。

恋と酒と煙草とセックスと魅惑の死の香り。

まったくもって男のクズだけれど
どうにもこうにもニヒルで魅力的な太宰。

むせ返るような恋の匂いを感じる作品だった。

うむ。やはりいい作品だったかも。

坂口安吾役で出てた、藤原竜也もわすれがたし。

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