お嬢さま生活復習講座

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ゲオの105円コーナーで見つけまして。
面白そうだなと思って購入してきたのですが
本当に面白いです。

大真面目に、お嬢さまたるや・・・と言うのを解きながら
女性らしさってのを追及してこ~!
みたいな感じの本です。
もうさ~、帯のコピーがやばくね??
『今度こそ、あなたは、本当に、お嬢様になってしまう』
って、そりゃ買うだろみたいな、ね。

ただねえ・・・

この『お嬢さま的女性』というのは
ともすると『ダサい女』になりかねない
諸刃の剣系の怖さってのがあります。

先日も、石好きが昂じて
毎日石と戯れまくっていることでおなじみの
あの方と長電話した中でも
少し触れたんですけども
お嬢様というのは『流行』と言うのに翻弄されません。
(と、少なくともこの本には書いてある)
イッツ・スタンダード!
って言う感じなのですね。大抵。

流行に捕らわれないがしかし『素敵』なのがお嬢さま。
ただこの『素敵』のニュアンスがわかってくるのは
ある程度歳を重ねてからであるように思います。

若いうちは、そうだなあ・・・『おねえ系』とかなんとか言うアレとか
『B系』とか言うアレとか
そういう流行を追ってなんぼみたいなところがあるでしょう?

流行にのってることがステイタスですし
流行にのってることが最も重んじられる頃ってのが
『若いうち』だと思うわけです。

ただそこでも
本物の(?)お嬢さまってのは
若い時分からフトゥにスタンダードでありまして
流行にのっている人に文句は言いませんが
羨ましいとか、そうしたいな~とか、そういう下世話なことは
つゆとも思わないわけで、流行にのってないがしかし
どことなく
しかも何にもたとえがたい『素敵さ』というのがあって
それがなんか薄気味悪いって言う感じにも似た
『なんか違う』という気持ちが
あの子、ダサい。とかね。そんなことにならなくもなくて。

少し前の『恋のから騒ぎ』の放送の時に
一人、そのスタンダードな女子がいまして
茶髪で、姫系とかB系とか、ギャル系の女子の中
彼女は確かに浮いてるっちゃ~浮いてるんですが

実に素敵な装いで
立ち居振舞いもなかなかに素敵で
その語り口も落ち着いていて感じが良いの。

だのに
その場では『ダサい~』とかみんなに言われててね。
あ~、若いってのは、そういうことだよなー。なんて。
でもでも、たぶんそれは
若いうちは、ただ単に世界が違うってことで
なんとかなっちゃったりするのでしょうけども
いつしか
そういったステイタスの違和感に気付く時が来ます。

問題は、流行にのりにのっていた若いころを持ってる場合に
気付いたからとて
すんなりとスタンダードに変われないってところです。

表面上はね、そりゃなんとでもなりますよ。
気合とお金さえあればね。
でもそれじゃあダメだってのも
同時にわかってしまうのです。
気品と言うか、もう空気が違う。ということに。

かく言う私もそっち系の人間でして
まあ・・・
元来は真面目な祖母に育てられたってのもあって
スタンダードなものが好きですので
昔から多少は触れ合っても来ていて
真似っ子くらいはできるわけですが
この『育ち』ってのだけはなんともできず。

そういえば!
私はよく『黙っていればいい女なのに』などと
言われたりすることが少なくないのですが
嘘つけやい!
黙ってたら黙ってたで
『近寄りがたい』だの『冷たそう』だの『気が強そう』だの
結局ダメな癖~に!コンチキ!
そこでコレ。
この部分に着目するって~と
黙っていれば『そこそこ』であるらしいワタクシ。
なのに実際黙っていると
そのような印象になってしまうってのは
これやはり育ちがアレだからとしか考えられませんよね。
DNAレベルでもうアレ。って感じなのでしょう。たぶん。

これはぁ
お金持ちであるとかないとかとは
まったく別次元の話でありまして
お金持ちであっても
育ちがアレ。みたいな人ってのはたくさんいますでしょ。

だから
決して貧乏のせいではないのです。
そんくらいはわかるんです。
ただわからないのは
どうすれば気品ある女性ってのになれるのか。という
具体的な事柄って言う部分です。
そこでこの本を読むわけですが
非常にニュアンス的にはわかるのだけれど
これ本当にねえ。
妙なジレンマに苛まれるわけです。

『時代の流れ』みたいのってあるし
それまでの自分の生活様式とかもあるし
コミュニケーションスタイルってのもあるし
何より、やはり一からチャレンジとなると
いろいろねえ・・・やっぱお金もかかる気がするわけで。

そんなわけでですね。
物品の類いは、どうにもならないのですが
心意気だけはね
お嬢さま的なんちゃらってのを
取り入れれるもんなら取り入れてこ~じゃないの。と。
でもアレねえ・・
この言葉遣いからしてもうダメよね。
お嬢様へのみちは長く険しいのでありました。

コメント

  1. La, La, La, He, He, Heeを聴きながらこれを読みながら思ったんですが、
    確かに人生の始めらへんは(両親を含め)流行に左右されがちではないかと思います。一般的に。
    しかし、8分あたりからの化学変化ならぬ音楽変化に私を含め躊躇しちまうわけですよね。仰る通りです。
    最終的な己のスタンダードを見つけ出すのは至難の業ですよね。難しいです。
    しかしながらLa, La, La, He, He, Heeのイカレ具合はたまりません。この曲にスタンダードを求めるのがおかしいのですが。

  2. 加藤 ゑみ子さんの本はハズレなしですね。
    多分ね「でも、何か違う」と思わない心が重要なのではないかと思ふ。
    貫いてこそ本物になるのではないかと!
    お嬢様に共通しているちょっとした浮世離れ感は「満ち足りている感」だと私は思っていて。
    満ち足りている人は喜び・哀しみはしても、熱は注がないのではないかと思っていて。
    んー 語弊があるかな。
    感情をヴェール越しに見せるような落ち着き、かな?
    それを目指して、熱中しやすい私のテーマは「程々」「中立・中和」だったりします。
    ごめん。まとまらなかった(笑)

  3. ◆ゴルゴ23さん
    ほんとですよね~。
    でもでも
    男性は割と、女性に比べたら
    マイ・スタンダードを見つけやすい傾向にあるのではないかしら?とか
    そんな風にも思ったりして。
    で、ゴルゴさんも
    ゴルゴさんならではのスタンダードを既に持っているように見えたのですけど(^^)
    つか『La, La, La, He, He, Hee』は
    確かにスタンダードとは程遠い位置にある気がしますね、実際ww
    ◆かみちゃん
    ほんとほんと。
    そこだよね。実際そこが大切。
    自分の中に『なんか違う?』って言う感覚があるようではダメっていう。
    疑う余地がない
    疑問の沸きようがない
    そういうところで行きたいわけです。
    んで
    そそ、その『満ち足りている感』ですよね。
    サティスファイしてるか否か。って部分。
    そして
    中立とか中和ね。
    昨今私は『中庸』というのを目指したいと
    そんな風にも思っていて
    自分ら、何しろアレじゃん?
    なにかって~と
    どっかに偏りすぎてしまう性質だから
    不具合もでやすいんだろうなってあるでしょ。
    やはり『中庸』これだよね。
    何事もバランス。
    偏り過ぎないバランスのよさって言うのがね。
    欲しいわ欲しいわ。
    と、私のレスも
    案の定まとまってませんがww

  4. 『中庸』って言葉に出会ったのは、高校生の時。
    うちは仏教校だったもので。
    それで、「あ~~~、これよね。これこれ!!」
    とか思ったものでした(笑)
    昔から、バランスってのは気にするほうだとは思うけど、
    今回、諸々あった中でも、やっぱり、
    何事においてもバランスは大切だと思いました。
    もしかしたら、私が気にかけるところって、
    ここくらいしか無いかもしれない。
    人からどう映るか?とか、そういう一切は、ほんとどうでもいいもの(笑)
    あくまでも、「自分の中で」ってのが基準ですかね。

  5. うんうん、そだねえ。
    何を基準にするかによって
    意味も全然違ってくるだろうしね。
    自分を大切にって言うのの意味は
    そういうことだもんね!

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