アデル、ブルーは熱い色

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皆さんこんにちわ。
甘いものに目がない糖分の貴公子こと
お茶の間アイドル・・・という常套句は他の場所でのものでありました。
ここではただのボクでした。
皆さんこんにちわ。ボクです。
さて。今朝方、この作品をガン見してみました。

いわゆるレズビアンものでありましたんですが
思っていた以上に美しい映画でありました。

そしてボクは
フランス映画が苦手であった自分を思い出しました。

三時間もある映画とは気づきませんで
見始めてなかなかに退屈してしまいまして。
あの延々と続く
赤裸々なセックス描写は本当に必要だったのかわかりませんが
美しいもんだからとりあえず見てしまうんだけども
そうだな・・・女同士のセックスってどういうの?!などと
興味津々の方は見てみるとよろしいかと。

しかし何故にあないにパンパン尻を叩くのか。
ボクには皆目見当がつきません。
ボクは叩きません。叩かれたこともありません。

互いに叩き合っていたので
もしかしたら女同士のセックス時には、アレがデフォなのかな。
なんて、そんな気すらしてしまうのですが
多分違うと思います。念のため。たぶんだけど。

にしても美しく、とにかく美しかったの一言であるボクなんだけど

尻をパンパンたたくの以外は
実にうまく女性同士の恋愛を描いていると思ったし
ジェンダーフリーが当たり前となっているお宅と
そうでないお宅。
ジェンダーフリーが当たり前となってるコミュニティと
そうでないコミュニティ。
このコントラストの描き方などは絶妙。

キュンと切なくなる場面も多々ありまして
相対的には素晴らしい映画なのだと思いました。
しっとりじっとりと描かれる美しく静かで激しい恋。

いや、サラリと描いていたのかな?
よくわかんないのはボクがフランス映画が苦手なせい。

でもこれ

ノンケであり、ノンケが当たり前すぎる中に生き
同性愛を「アブノーマル」とする中に生きている人が見ても
何故にこんなに恋い焦がれあっているのか
こんなに求め合っているのかは
ピンと来ないのかもしれないな。
美しすぎる二人だから、幾分分かり良いとは思うけれど。

いつか「そんなの気持ち悪い」と言われた自分としては
(そしてそれを何年も引きずっている自分としては)
ボクにそう言い放ったあの人が
この映画を見たらなんと思うんだろう。
そんなことばっかり考えていて
あとはただただ美しいのでひたすらだっらーと見ていて
実に長かった三時間でした。

何も考えなしに、美しい映像をダダ見したいとか
女性同士のセックスに興味のある人は見たらいいと思う。
女性同士の恋愛観まで伝わればいいけれど
どうかなあ・・・そこまで伝わるかどうかはわからないと感じたかな。

あとは

くしゅくしゅっと髪の毛を雑にまとめ上げるのに
いつもかっこいいフランス人ならではのまとめ髪必見。
やたら何度も執拗にまとめ上げるので
ロングヘアの女子なんかは参考になったりならなかったりするかも。

とまあそんな感じで
あまりパッとしない意見だけを述べてるけれど
きっとこれ自分にとって
後々まで心に残る映画になるのは間違いないかな。
リアルな性描写と美しさと静かさと激しさ。
これがフランス映画の醍醐味ってやつですな。

あ。それと。
ボロネーゼソースのスパゲティを多量に食べたくなること必須。

てなわけで、じゃあ、また。

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