心にでっかい『まある』を。

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13年ぶりくらいでしょうか。
生き別れになっていた娘と繋がることができ
電話がしたいと言うてくれたので電話してみて。
なかなか電話を切ろうとしないので
ものすごい長電話になってしまったのだけど
とにかく彼女はとても前向きで明るく元気で
案の定(?)いい具合にできそこない(?)だけど
最高にいい子になっていて。
本人の気質もあるのだろうけど
どんなに辛い環境下にあっても彼女を支えてくれたのは
『絶対』なんてことはない移ろいやすいこの世の中で
ただ一つ奇跡のように光る『絶対』の愛だったんだと言う話をして。


彼女が中2の時に
元伴侶は他界していたのだけど
元伴侶と自分は、非常に深いつながりがあったものの
共にいること叶わない仲となり
離婚したけれど
あの人はほんとに奇跡の侍というのか
仁義、義理人情、恩義にとことん熱いと言うのか
人から裏切られることはあっても
決して自分が人を裏切ることのない(本当に、決して、絶対に)
そこらへんがあまりにも徹底していて痛いくらいの人で
その痛いくらいの完全無欠の愛をもらっていた娘は
ボクの、逆の意味で痛い感じのあれこれを受け継ぎまくってたにも拘らず
賢い好い女に育っていたのだけど
もうね・・・ほんとになんだろ・・・
愛をたくさんもらって好い女に育っていたからいいものの
申し訳ないくらいに自分に似た道を歩んでいたようで
血には抗えないと言うのは本当なんだなとか思いながら
半分笑い泣きみたいに沢山の話をしたんだけど
すべての願いは叶うだの
すべては必然だの
そういう考え方は非常に嫌いな自分なんだけど
言葉で伝えることの限界値も知っているし
態度で伝えることにだって限界があることも知っていて
そんな時はもう、念しかないと思ってたりする。
念なんてのも
伝わったかなんて確かめる術もなかなかなかったりで
怪しいもんでもあるけど
それでも、念、思い、というのは
きっと伝わる。伝わる時が来る。と思いたいね。
いつか友人の一人に
ウェブコンテンツを通じて話できた時に話したことでもあるんだけど
いついつなん時も、どこにいる時も、とかいうようなとこまではできてないにしても
その人が何らかの形で配信しているもののうち
自分が触れることが出来るのであれば
できるだけまめに触れるようにしている自分で
例えばブログだったとして
そのブログのエントリーにほとんど言葉がなかったとしても
内容がどうあれ
伝えようとしてくれたこと
何かを感じ、思いながら生きていること自体に
胸の中で大きなまるを送るようにしている。
子供の頃とかは、学校の先生がくれるでしょ。
答案用紙なんかに、花まるとか、まるとかね。
ボクは高校の時とてもとても辛い状態にあって
学校に何故か見渡す限りの敵、みたいな感じだった中で
ただ一人、古文の先生だけがいつも
ボクが書く『随筆』や『答案用紙』や『落書き』なんかに
大きな、ただの、まるをくれて
その、ただの、まるに、支えられて生きてたかもしれないんだ。
花まるとかでもなく、三重まるとかでもなく
ただの、まる。大きな大きな、ただの、まるね。
それに対するコメントとかはないんだ。
よく書けましただの、あ~でもないこ~でもないと意見することもなく
ただもう、とにかく、まる。
その、ボクを支えてくれた、あの、ただのまるをね。
ボクも心の中で思い描いて送る。
でっかくでっかく、まある!と描いて、送る。
これまでどんなに寂しかっただろう娘にも
大きな大きなまあるを。
お前を、絶対的に、完全に、認める。
言ってくれてるかのような、あの大きな大きなまあるを。
心で大きくまある回したって
Facebookのいいね!とか、Twitterのリツイートやふぁぼみたいに
くっきりはっきりと相手に伝わりゃしないんだけど
でもなんとなく自信はあるんだ。
それこそ何の根拠もないし、おこがましくもあるんだけど
それでも自信がある。
自分がまあるをくれて回る人達は絶対大丈夫。みたいな。
自分自身はふがいない
ロクデナシでどうしようもないできそこないの人間かもしれないけど
でも、そこんとこの能力だけはもらってると思ってる。思いこんでる。
ボクが、まあるを送る皆は、絶対大丈夫。
なにがどう大丈夫なんてのはわかりゃしなくても。
とにかく、とにかく、大丈夫。
元伴侶の完全無欠の侍魂は
ボクにもちゃんとあると思っていて(少なくともそうありたいと思っていて)
だからこそ、とにかく、大丈夫、という風に思ってる。
だから
今日も我が愛する娘たちに大きなまあるを。
ボクの触れることのできる
多くの友人達に大きなまあるを。
ボクは、絶対的に、完全に、あなた方を認めています。
送り続けるよ。とにかく、何が何でも。
思った時に、気ままに、だけども。
ボクのまあるが、皆に届きますよう。

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