お姫様になりたい。

あの。テッペイちゃんが帰ってきてました。
しかも
私の大好きな王子様な感じでです。
ディズニーチャンネルでPVが流れるんですが
見るたびに目頭が熱くなってしまいます。
何も泣くこたぁないんですが
どうも、こういうネタに弱いのはどうしようもないみたいです。

このところずっと
ワタクシはセカンドライフの世界に生きておるわけですが
『いい男』を目指している感じで

それっていうのは
私の好みの男性たちのよいところ取りみたいな感じであり
それに加えて
自分がしてほしいことや言ってほしいことなどを
誰もしてくれないもんだから
自分でやってるみたいな
そういう感じのような気がします。

こういう心理状態というか
こういう行動心理背景ってのは
きっと何か・・・名前があるような気がするんですけれども

そんなことはどうでもよくて
なんでもできるはずのセカンドライフ
その気になればなんにでもなれるはずのセカンドライフで
どうして私はあえて、姫になろうとしないのか。

この間ふと思い出したのだけれども
中学三年のときの文化祭の時
自分のクラスで『つう』という鶴の恩返しの
結構本格的な劇をやったときのこと。

担任の先生は
ヒロインであるところの『つう』は
まさに私のイメージであるなどと嬉しいことをいってくださり
それに乗っかってしまえば
憧れのヒロインになれるチャンスであったというのに
自分の中で猛烈に照れてしまい
『つう』ではなく『与ひょう』という
つうに助けてもらい愛しながらも
約束を守れなくて
つうを失う哀れな男の役を買って出てしまってたのです。

先生は、どうしてどうして・・・といいながらも
それも面白いかもしれないということになり
結局私の望みどおり『与ひょう』になりまして
しかもものすごい好演を見せ
大好評、大興奮、大感動の坩堝を作り出し
それはそれで、小さな『伝説』みたいのを作り出せたりもしたのですが
そのときのことをね。思い出したのよ。

与ひょうになったことは
まったく後悔していないし
何より、最高の演技をすることが出来ましたし
みんなにも、うんとうんと褒められましたし
とっても良かったのです。

でも

つう、やりたかったな。と
ふと、思ってしまいました。

いつも思えばその繰り返しで
姫になれる！って言う段になって
いつもひるんでしまったり、照れてしまったり、恐縮してしまったりで
他の子に譲ってしまうのです。

そのくせ、姫系のネタを見るたびに
焦がれて涙を流してね。バカみたい。

こんな私だから
どれだけ女の子が姫になりたいかの気持ちは
誰よりもわかってるつもりで
姫になりたいなんて思ってないと思ってる人でも
絶対いざとなれば弱いはずという確信も持っているほどで

それだけに
女の子をお姫様気分にしてあげる
雰囲気作りは誰にも負けない自信があったりね。

私は前世、おかまちゃんだったのだろうか。

おかまちゃんが絶対に許されない時代のおかまちゃんは
フェミニンな気持ちを抱えたまま
自分がしてもらえないことを女の子にして
ものすごいドンファンのように見えたのかもしれない。

あまりにお姫様に憧れすぎて、王子様を目指してしまう
そんな私を
ちゃんとお姫様として扱ってくれる人は現れるのでしょうか。

ていうか
石井ちゃん、大好きすぎる。大好き過ぎて死ぬ。

この世界観！
よくわかんないけど
私の好きな世界観は黒と白がある感じします。
このPVは、いわば黒かな。

いついつまでもディスコのキラキラ感が大好きだったり
ド派手な衣装に身を包んだ
頭のぶっちぎれた色男が好きだったり

それは恐らく
美しい王子様を求める気持ちと同じラインに並んでる。

石井ちゃんとか
及川ミッチーとか
岡村ちゃんとか
ローリー寺西とか
さっき流れでうっかり見つけたコダマセントラルステーションとか
とってもとっても大好きだ。

ジョン・トラボルタが好きなのも
トム・クルーズが好きなのも
ジュード・ロウやヒュー・グラントや
ロッキーホラーショウでおなじみのティム・カリーが好きなのも
たぶん恐らく、同じライン上の話。
少なくとも、私の中では。

その際たるもの
そんなライン上の最上位に君臨してるのが
我らがプリンスなのだけれども。

う～。
私は本当にmayteになりたいよ。
あの、プリンスに愛されつくされていた頃の彼女に。

で
結局私は何が言いたかったんだろう。
まあいいか。

姫になりたいわ、王子になりたいわ
姫に会いたいわ、王子に会いたいわ

あ～もう、ぐっちゃぐちゃや。