自分なりの闘病生活の件。

Mental Health
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具合の悪さに任せて
なんぼ自分の個人ブログという半閉鎖的場所だからと
悪しき思いばかり書き記していくのもみっともよくないし
そもそも自分だって気分がいいわけじゃあないよね。ということで
ちょっと前向き風味のネタを。

とにかく病んでるよー病んでるよー。というようなことを
ここには書き連ねているのだけども
それは病んでる自慢ではなくて
不幸自慢でもなくて
辛い辛いの自己憐憫でもなくて
一人でひきこもりライフを続けていると
外部からの刺激が少なくなり
そうすると、すごく ”普通” な感じになるため
「お?いよいよ治ってきてんでね?」とか
「実は病んでると思い込んでるだけでね?」とかっつって
自分でも錯覚を起こしたり、疑ったりで試したくなってしまい

活動を一気に増やしてしまったり
平気平気ー!などと思い、他者の悩み相談などを受けるなどして
まんまと他者の毒気を真っ向から浴び倒し
まるごとひっくり返ることなどが度々あるからで

これは・・通常
ちょいとばかし家事やおでかけ範囲を増やしたくらいで
ちょいとした悩み相談くらいで
ひっくり返ったりしないわけなのだけど
そこが「病んでる所以」というのでありましょう。
まんまと、まるっと、見事に、ひっくり返って沈んでしまうのであります。
自業自得。誰のせいでもありません。

すぐにそうやって過信したり、自らの病状を疑ったりするから
そんなことに始終見舞われてしまうわけです。
故に・・・病んでるんだぞー、疲弊してるんだぞーと
ある程度は ”自分に向けて” 言うて行かないといけないのです。

そこで一つ注意したいのは
例えばAさんという方がいて、そのAさんの悩み相談を聞いた晩から
ボクがまんまとひっくり返って沈んだ際に
Aさんは、まず、気に病む必要はない。ということであります。

ひっくり返って抑うつ症状に沈んだら
気にするなと言っても気にするでしょうし
自分のせいだ・・・と思ったら
次に相談したりせんようにしよう・・・とか思うのも
無理は無いのだけども
ボクがこうして始終「病んでいる」と繰り返すのは
いつかのエントリーで書いたように
ボクのステータスが「もうどく」になってるよというのを伝えるためで

且つ「もうどく」になってるのは、近親者のせいではなく
ボクが「もうどく」になるようなものに触れたせいであり
そして「もうどく」になっている以上
どうにもこうにも解毒がなされない限り
どんなにHPやMPを魔法や宿屋で寝るなどで回復させても
ちびっと動くだけで、ちびっとの刺激で、いちいち
真っ赤っ赤の危機的状況になるのは致し方ないことであって

故に・・・
Aさんの相談話を聞かずとも
別の何かでやはり真っ赤っ赤になってぶっ倒れるわけです。
何ならぶっ倒れるのがデフォです。もはや。

そのぶっ倒れ方がどうにもよろしくないんだけども
”本当に” 死にたくなったりしてしまうので
危険といえば危険。とても危険なのだけど
もっと言うたら、仮に本当にその抑うつに負けてボクが死んでしまっても尚
それは「もうどく」のせいであって、誰のせいでもないと。
そのようにボクは考えています。

とは言え
自分と触れ合った晩や翌日に死なれたらかなわんわけですから
避けられるのも仕方なくなってきちゃうんだけども
ボクの戦いの第一には
その抑うつ症状に負けないということであり
つまり、死にたくなっても死なずに生きるという事であり
死んでるように生きてるのもなかなかに辛いんだけども
それでもとにかく生きるという、これがミッションであるので
とにかく、頑張っちゃいる。死なないように、頑張っちゃいる。


死なないためには、食わねばなりません。

この・・・食べるというのもなかなかに大変で
とても美味しいゴージャスな幕の内弁当などが目の前にあり
美味しいお茶やお吸い物までついていたりなどして
致せり尽くせりであったとしても
食えない時、というのがあるほどで
ましてや、自分で作らねばならないとなると
台所に立つ、というこれが物凄い難儀なわけですけども
それだって、めちゃめちゃ頑張っちゃいる。

前の頃は立てもしなかったし
立てても号泣発作でおいおい泣いているだけであったり
泣きはしないが呆然と何時間も立ち尽くすだけであったり
座り込んで身動きがとれなくなったり
いつまでも手を洗っているばかりであったりなど
まったく何やってんだオレ?というような始末だったわけですから
今は、週の半分以上は台所に立ち何かしら作り
何とか食べるということができているのであって
しかも、そのうちの更に半分くらいは「満足して」食べれるようにもなり
ずいぶんいい感じなのであります。

しかしながらこれも
調子に乗ってるとまた、突如、わけもなく沈み込んで
動けなくなったりしてしまうこともあり
まったくもって油断がなりません。
とまあそんな感じですから、本当に誰のせいでもないのです。

仮に、抑うつ症状に落ちるきっかけにその時はなったかもしれなくても
「もうどく」である限り、周期的に落ちるのであります。
それでも落ちすぎると回復が妨げられるので
注意深く事を進めています。
その時の気分で選んだ音楽を聞くなどして。

風呂にはいるのでも、掃除をするのでも同じで
突如、どーんと落ちる時があるかと思えば
突如、超ハイになってやりすぎてしまって
疲弊して沈むというパターンもあったりで
なにはともあれ・・・そう言う日々なのであります。

できるだけ、野菜を多く摂るようにしていて
生野菜はあまり好きではないもんだから
煮たり炒めたりして食べています。
食材の旨味をわかる味覚と嗅覚を取り戻したいので
調味料はできるだけ使わず
ハーブや香辛料の効能を利用したりしながら
素材の旨味を出していこうじゃん!という方向で
やたらめたら煮たり焼いたりしています。

一応、食べづらいなりに
美味しさがいまいち感じられないなりに
食にも気を使ってるのであります。

風呂も、うっかりすると
すぐに延々と身体をこすりすぎていたり
頭を何度もゆすいでは洗いゆすいでは洗いしてしまうので
「一巡したら、よしということにする!」とひとりごと確認しつつ
湯に浸かりすぎると疲弊するので
まるで小さな子供みたいに「100まで数えたらよしとする!」とか
時計をしたまま風呂にはいるので
時計を睨みつけて「五分まで!」と決めてみたり
そんなようなことをしていて
まったくね・・・そんな闘病生活なのですよ。

あと、ボクがちょいちょいいうところの「気絶眠」というのは
ボクのもう一つの戦いであるところの
睡眠障害のボク的メジャーパターンのことで
眠れないという不眠症ではなく
寝すぎてしまうというもので
しかも意志に反して寝入ってしまうというのがあり
普段は殆ど寝椅子に横たわってるので
ただうとうとしてるだけで済んでいるけれど
これ、外出時にこうなるとなかなかにヤバく

娘の買い物を待つうちにベンチで寝入り
警備員さんや店員さんに起こされたり心配されたりするし
そんなですから、公共の乗り物などを利用するのも
一人での利用はまず危険。

運転中にそうなるのも非常にまずいので
助手席にいる人との交流が必要になります。
あまりに眠気がひどい時には運転も変わってもらわねばならないし。

本当に「あっという間に気絶するように」寝入るのですが
割とすぐ起きます。場合によっては数分ごとに繰り返したりもしてるらしく。
自分ひとりだからわかんないけど。寝てる張本人だし。
長くても4時間くらいしか眠らない。
最短だとたぶん5分くらいで起きてるのではないかな。
そんなこんなで、寝椅子に横たわって
寝ては起きては寝ては起きては・・・とやっている毎日。

その合間に、よっしゃ!と奮い起こして
家事をやったりやらなかったりしている。

朝は、できるだけラジオ体操をやることにもし始めてて
あまりうまくいってないけど
やれそうな時はやるようにしていて
毎日、おおよそ同じ時間に
ネコたちのためにベランダの窓を開け放つようにもしていて
以前猛烈にひどかった花粉症は
ほとんど良くなってきていてわずかに残っているのみで
それでも、うわーっと症状が出るときもあるにはあり
その時も薬を飲まず、ペパーミントティやカレンデュラオイルで対処。

めちゃめちゃ病んでる割には
なんというのでしょうか。ナチュラルに病んでいます。
健全に病むようにしているというのか。

以前はもっときつかったのに
このように一見健全に振る舞えてしまうがゆえに
病気であると認めてもらえないことや
それこそ、診断書も出してもらえないことや
適当に出された処方箋が合わずに
ろれつが回らなくなってエライコッチャになったり
福祉事務所の人に相談をするにも
どことなく演技じゃね?みたいなあしらい方されるもんだから
非常に辛かったのだけれど

一度まともに意志に反して
号泣発作や、卒倒や、逃亡症状(?)などがでた時に
初めて信用してもらうなどして
なんというのか・・・まあ、そういうもんなんでしょうが
もうちょっと、醜態晒すまで理解できんとかでなく
本人の言うことも真面目に聞いて欲しかったのだけども
醜態晒さなければ救わないというような
医療や福祉ってのも一体どうなのだ?などと
非常に悲しく憤ったりもしたのであって

また、薬を欲しがらないことや
使うにしても効果の優しいものを使うことをチョイスしたりすると
これまた「そんなに大したことないんでね?」という扱いになるのであり
日々どれだけの思いで「もうどく」と戦ってるかなんてのは
ボクの話をまともに聞かない限り、伝わりっこないのであって

まったくもって、人というのは
我が身に降りかかるか、目の前でまざまざと展開されなければ
想像すらできん、信用もできん、話も聞こえもしないという
このどうしようもなさには辟易し続けてきたのだけれども
これもまた仕方ないのでしょう。

だからボクはただひたすらに
ボクの思うところを信じて
ボクなりのやり方で、健全に病んでいるのであります。

大事なのでもう一度言うと、何をきっかけにして
ボクがひっくり返ろうが泣き喚こうが沈み込んで寝込もうが
死にたい死にたいなどと言ってさめざめと泣こうが
急に理路整然と正論を並べ立てて責めるようなことを言い出そうが
ヒステリックに怒鳴り散らそうが
急にご機嫌で踊り狂ってへたり込もうが
そのどれもこれもが「もうどく」のせいであって
誰のせいでもないのです。もはや。
ボクのせいですらない。

ボクがそうしたくてしているようにみえるだろうが
ボク的には、そんなことしたいわけがないし
そうなってる時はたいてい
ちょいと上の方やすぐ後ろ辺りで
ノーマル平常心のボクが黙って見てる感じすらあるのであり
それを「解離」というのらしいけど
「解離」してるからといって、それもボクのせいではないし
とにもかくにも「もうどく」のせいであります。
周りの人はもうこれに馴染んでいただくしかなくて。
ボクも馴染もうとしているし。

しかしながら、馴染みきって、本質的にデフォになっては困るので
ホントは、普通になんでもちゃきちゃきやれていた人である。という
ここだけは忘れないように気をつけて。

時々友人が
ボクが軽く発作的症状が出てしまったりすると
気に病んでくれちゃうのだけども
ほんとこれもう、そういうことを繰り返しながら
一進一退で治っていこうとしているというわけなのだし
何より、考え方を変えれば
自宅療養というような大層なご身分であるから
ちょっとくらい寝込んだっていいのです。

いくらでも好きなだけ寝こんでもいいように療養してるわけだから。

ただまあ・・・
トラウマになった要因に触れるような事象だけは
やはりよろしくなくて
それによる発作症状は、ヘビーであるから
そこだけはなるだけまだ避けて行きたいところ。

それでも自分の様子見ながら
ノートに書きつけて、微弱な再体験をするというような
リハビリみたいなことはやっていて
来月からは、専門の先生にきちんと診てもらうことにもなってるし
いい感じなのです。これはこれで。

あっこそこ痛むし
頭も痛いし、だるいし、眠いし、いつも疲れすぎてるし
めんたまもギスギス痛むし、時には首も回らないし
すぐに死にたくなるし、疑うようなことばかりしているし
不潔恐怖に負けてしまいがちだし
突如、強い憤りで一人で怒りまくったりしているし
全然イカれちまっているわけだけど
まあまあ健全に病んでいます。同じことばっか言うてるけど。

発症して、病んだからには
きっちりと徹底的に病んでしまいたいのかもしれない。肉体が。
肉体が言いたかったことを言いまくっておきたいのかもしれない。
何度も何度も休め休めとサイン出したのに休まなかったから。
ますます頑張るなどして意地を張り、突っ走るのをやめなかったから。
逃げろ逃げろとサイレン鳴らしてるのに逃げなかったから。
平気平気と、自分のサインにまともに取り合わなかったから・・・って

あら?
さっき言うてたのと同じじゃんね。
自分もまた、福祉や医療の皆さんと同じだったのでした。
人の事言うもんじゃないね。自分も同じだったわ。うははは。
よくわかんないけど、お後がよろしいよう・・・で?

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