ヤマアラシのジレンマ

Mental Health
スポンサーリンク

昨日、娘から欲しかったCDが届いて
嬉しくて嬉しくて、ずっと聞いているのだけれど
そして、嬉しくてすぐにブログに上げて、そこにも書いたところの

「ヤマアラシのジレンマ」のことについて、ずっと考えてて。

このアルバムに、強烈に惹かれるのは
ボクも、また娘も、ヤマアラシのジレンマを抱えてるからなんだろうなと。

ヤマアラシのジレンマとは
人間同士が互いに仲良くなろうと心の距離を近づけるほど
互いに傷付けあって一定距離以上は近付けない心理を指します

引用 : 日本経営心理士協会様

ヤマアラシのジレンマを抱えているボクなんかに育てられた娘は
本当に本当に大変な思いをさせてきたんだろうな。
そして、同じようにヤマアラシのジレンマを抱えさせてしまった。
ボクは、娘にとって毒親だったよな、とか思う。

ボクなりに、一生懸命娘を育ててきたけれど
全然なっちゃいなかったな、と。

て、自己憐憫するためにブログを書き始めたのではなくて
そうやって振り返りながらふと
今の世の中、ヤマアラシのジレンマを抱えてる人は大勢いるんじゃないかなと。

好きであるのに、関係性が一定距離になってくると
付き合い方がぞんざいになってしまったり
ひどい言葉を投げつけてしまったり。

どうしてボクはこうなんだろう、と考える。

昔の彼女たちに対しても、そんな感じで、酷く傷つけてしまったし。
彼氏たちも傷つけたし。
人とうまく付き合えない質なんだろうと思う。
一定の距離を保っていれば、良い友達、良い人でいられるのに
どうしてボクはこうなんだろう。そんな風に感じてる人は
ボクだけではないかもしれない。

今、ボクは母と一緒に暮らしているけれど
よほど注意してないと、すぐ冷たくしてしまったりしてしまうし
小さなことで、すごくイラッとしてしまったりするから
できるだけできるだけ、自分のコンディションが悪い時は近づかないようにして
母のことを愛しているというのを自分で確認して
コンディションが良い時には、優しい言葉をかけれるようにしてる。

うまくいってるかわかんないけど。

娘たち、そして孫にも、できるだけ、柔らかく
できるだけ、優しく、できるだけ、愛していることを伝えられるように
気持ちをしっかりと保てるように意識するようにしてるけど
ついこの間まで、下の娘には怒られてばかりだった。

「どうして、娘たちの愛を素直に受け取れないの!」

というような感じのことで。

本当に、どうしてなんだろうね。
生きることも、愛することも、そして、愛されることも不得意で。

もっと愛を、愛を、常に胸に抱くようにしなければ。
みんなに感謝を。自分のわがままな気持ちを抑えて、みんなに感謝を。
本当は愛しているし、感謝もしているのだから
それを忘れないようにしなければ。

と、かなり努力しなければならないのもなかなかしんどいのだけれど。

ボクみたいな人は、ひとり暮らしが一番なんだろうな。
なんか、下の娘もそんな事を言ってたな。
誰かと住む、ということをするとヤマアラシの棘で相手を傷つけてしまう。
そして自分も傷つくから、よくないな、みたいなこと。

これからは、そこんとこが、修行だな、なんて。

がんばってこ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました