ビバ！60'sとか、様々な差別とか、問題を乗り越えるパワーとか。

DVD見倒しです。なにしろ。
4本とも、大好きな『テイストの』映画でして
4本とも、いろんな形の『差別』との戦いがベースになってます。

ドリーム・ガールズを除く全て
自分の大好きなコメディ映画で
コメディ映画ということは『コメディタッチ』で描かれていたり
あ。他の共通点としては
4本ともミュージカル映画でもありますね。

差別の問題は
明るく描いた方が見やすいってのもあるだろうし
見た後、ハッピーな気持ちになれるもの
見てる間中、随所にワクワクが潜んでる方がいいですね。

4本はそれぞれに
好きな俳優・女優まみれなんですが

特に・・・
クイーン・ラティファが大好物でして
もちろん小2から愛し続けている
ジョン・トラボルタも
好物なんてもんではないですし
『フットルース』でお馴染みのケビン・ベーコン。

他にも
宅の娘がキャーキャー言うたところの
ザック・エフロンにアマンダ・バインズ。
たぶんみんな大好きレニー・セルフィガーに
ギャルの憧れビヨンセに
期待のジェニファー・ハドソンに・・・って
4本の出演者の凄さ言うてたらキリないですが
ハッピーでキュートな仕上がりで
使われている楽曲なども同じなんだけども
60年代以前に『当然のこと』としてあった
黒人差別問題などがベースになってます。

また、美しい女と、そうでない女。とか
そのね。
美しい女と、そうでない女。の差別はさ
今だってあるわけでして
そしてそのほとんどは
各人の尺度にゆだねられているので
幅はあるものの
大まかな『世間的尺度』たるやの時点での
差別っていうのは、これ多分消えないのだろうけども
コレは女の子だけではないよね。

男の子にもあるし
生まれてこの方一度も差別や侮蔑をされたことがありません。
なんて人はいないのだと思う。

この映画は、今回見直したわけではないけど
自分にとって
物凄い影響力のあった映画の一つ。

コレはちっともハッピーやキュートな仕上がりではなくて
全体的にもダークでシリアスなんだけど
この世の差別たるやの全てを
一人で背負っちゃってるかのような女の子の話。

大好きな60年代の一番最後の年に生まれた自分の
赤ん坊のころの写真を見ると
母や父や叔母や叔父が
まさに『あのテイスト』のファッションで
キュート極まりないのだけれど
当時の日本にも
やはり『差別』は今よりずっと色濃くあったのだな。というのは
何気ない思い出話の中にも
ちらほら見えたりします。

差別だけではなくて・・・
世界中が高度成長期の真っただ中にあって
『環境問題』なんてこと微塵も考えず
ただもう『よりよき明日』に向かって頑張ってたころ。
右肩上がりの未来しか見てないの。みんな。
『今』の厳しさに憤ったり苦しんだりするけど
先にどんなことになるとか考えもしないパワー。

そのせいで・・・
いろんな問題は起きてしまって
いろんな事になってしまってもいるけど
でもたぶんさ・・・大事なことは『パワー』かもしれない。

先を読む賢さもクールだし大切だけど
不確かな『先』を読んで
真っ暗闇になってしまったり
絶望的な気分に憤ってる暇があったら
バカみたいに『明るい未来』を見て
頑張ってた方が、ずっといいんじゃないか。と。

そんな風に思うパワーをまず自分に！w
という観点で4本見倒しました。

60年代のキュート大全開ファッションや
男の子たちのクール＆ダンディなファッションや
パワーあふれるサウンドに
はじけんばかりの笑顔に明るい歌声。
パワー充電期間ですよ。とにかく。とにかく。

差別や・・・社会問題や・・・
生きる苦悩や・・・いろいろあるけど
まずパワーを貯えないと、戦えませんから。

にしても『ヘアスプレー』のヒロインの女の子。
めっちゃ某しん○ろちゃんに似てて
ものっそいラブリーだったんですが！！！