とっくに見てて然りであろう、この映画。
やっとこ見ました。
たった今、です。はい。
思っていたより感動しなかったのは
よくあるところの『期待しすぎだったため』ではないと思われる。
むしろ『ほとんど期待ナシの状態』で見たんだけどね。
なんだろな。
ただ
相変わらずのシャーロットのファッションスタイルの
ツボに入り具合の凄さと
サマンサのかっこよさたるやは
素晴らしかった!
あの二人がやっぱいいな。
前のころは
キャリーに完全感情移入系だったから
感動もしていたかもしれんのだけど
なにしろ今はBIGに感情移入激しく
なんとも言えない・・・。
アレが女側のハッピーエンドだとして
女が納得して、ハッピーと感じれるものならば
それ自体を男はハッピーと捉え
それこそが『ハッピーエンドである』と思えというならば
男って・・・。
まぁ、確かに男の幸せは
女が握ってると思うわけだけども
にしても
あのキャリーが今後
BIGのためにと、何かすることがあるのだろうか?
BIGは『キミだけいればいい』と言うていたけど
その『キミ』本人が
お姫様然として生きることだけが幸せなのだとしたら?
いつでもどこでも、いついつまでも
お姫様のように扱ってくれる男だけを
望んでいるのだとしたら?
男の価値は
財力、知力、行動力などの社会能力の全てをどのように
『女をお姫様のように扱うため』に費やせるかどうか?
という部分だけで決定されるものなのだろうか?
それらができないならば
どんなに頑張っても『王子様』になれないとか
へたすると『王子様』になりたいなどと望んでやしないのに
『あなたは王子様になってくれないのね』などと
勝手にどん底入られて、勝手にがっかりされて
なんなら友達同士でつるんで
『あなた最低』なんつって、蔑まれたりして。
男だって頑張ってるさ。
男の身になって考えてみろってんだ。
男だって、男である前に人間で
嫌になっちゃうときある。
なにも手につかなくなっちゃうときある。
そしてそんな自分が『男として不甲斐ない』と
誰よりも、自分が、思うし、感じるから
どんどん落ちて、どんどん上がれなくなっちゃって
そんな時
『王子様じゃないじゃん』とかって、トドメ刺されたって
どうすりゃいいのさ。ってなるでしょ。
だから頑張る。必死でね。
自分なりにしかできないけど
自分の限界たるやもわかってて
その最高値で
好きな女をなるだけお姫様みたいな気分にさせたいと。
その子専属の王子様にならんと。ね。
と、思った次第。
ギブ・アンド・テイクっていうのは
思ってるより深いね。
SecondLifeの世界で・・・
男の子の恋の悩みも、女の子の恋の悩みも
結構たくさん聞いてきたと思うのだけど
総じて思うに・・・。
正解は・・・サマンサだけかもしれない。
『あなたのことを愛しているわ。
でも私はあなたより、私を愛しているの。』
これが一番潔く、正直なのかも。
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