生き暮らすこと自体を愉しむというスタイル。

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仕事が諸事情のため急遽休みになったのをいいことに
昨日借りてきた本を
どんどん気が向くままに読んだんだけども
その中の一つがこれ。

そこまで期待せず借りてきたのか自分でもわかんないけど
予想外に面白くてびっくり。
読書記録の場として活用しているブクログでの
他の皆さんのレビューは辛口が多かったように思うけど
自分は猛烈に面白かったし、なんかすごく元気出た。

建物価値はほぼ0に近く
土地だけの値段で売られている中古物件を手にした著者が
あの手この手で『住みやすい我が家』にしようと
奮闘する様が描かれている本なんだけど
少し前のブログで
自分も『夢の家』みたいなことで
中古家屋をゲットして
季節を感じながらゆったりと過ごすという事について綴ったけども

夢のおうちのイメージ
https://www.mayte.org/my-dream-house2013/

まあ、この方のこの本を読むに
普通に考えが甘かったのね~うははは。というのも
いっぱいいっぱいあり~のの中で
何より驚愕したのは
ネズミ問題だったのであって

何をってもうね。
世界中で最も恐ろしい生物はネズミである。
というくらいの自分で
絶対に近づけないし
家にいたりなんかしたら
家に帰れなくなっちゃうことは間違いなく
退治するなどというような形で
彼らと向き合うなども持っての他なのであり
そうや・・・中古住宅、しかも一軒家ともなれば
ネズミ問題と向き合うはめになる危険性があるんや・・・ということに
改めて気付かされちゃって
しばし、ぼう~となりながら
その部分は読み進めたんだけども

なんしょ
彼らと共存は出来かねる。ネズミ、ダメ絶対!
なのであって
ちょっぴり夢の中古住宅ゲットに対して
気持ちが萎えちまったと言うのは大いにあるんだけども

それはそれとして
我々家族の『住まい』を少しでもよりよく改善し
創意工夫でオサレな具合にしてったりすること自体の
楽しさ、面白さってのは十二分に伝わって
読み終わった今でもワクワク気分。

この方は
単身でネズミどもにかかって行って
死闘の争いを(?)繰り広げなさっていたけれど
家の中はダメよ。という当たりで
互いに落としどころ的なものを見つけ
うまい具合に共存(?)という道を辿ってなさったが
なんしょボクはそれすら許すゆとりはないんで
万が一そのような場合には
高かろうがなんだろうが
身銭切って、きっちり業者さんにお願いし
ネズミどもとの関係性の清算を行えばよいではないか。と
ここで、この部分は良しとして
楽しい苦労だけを積極的に買っていこうという
腹積もりをワクワクしながら決めたのであります。

そんな自分は
今は古い公営住宅住まいで
日々の努力でもって
たまにどこからか侵入してくる
ゴキブリさんとの戦いが年に1回あるかないか程度にとどめており

あとは
毎年夏の謎の集団でやってくるアリの襲撃と
たまにやってくる謎の虫どもとの折り合いのつけどころ問題に
悩んだり悩まなかったりしてるんだけども
基本的には虫が嫌いではなく
むしろ大好き方向なんで何なく過ごしている感じで
それでも都会のハイソサエティな暮らしをしている友人・知人に話すと
かなり驚愕されたりもするんだけど

ま、田舎が好きってのは
そゆ部分も含めて大好きなのであって
これぞ田舎暮らし。これぞ、生活なのである。てなもんだから
ネズミさえクリアできれば
きっとなんとかなる。うん。なんとかなっちゃうのさ~!なんて
やっぱりのんきに構えているんだけども

壁を自らの手で塗るとか
床まで張りかえちゃうとか
なんなら家具まで自分で作っちゃうとか
この本の著者の快楽の求むるところはどんどん幅広くなっていくのであって
果たして自分もそこまでなれるかというと
それはまた別問題のような気はすれど
思ってたよりはずっと
めんどくさい<面白い
っていうような感じなのだな~と思えた。

自分にはいまのところ
人生のパートナーと呼べる人がおらず
家族は娘と初老の(?)母だけだけれど
もしも今後、よい出会いなんかがあって
パートナーが出来る、なんてことになったら
その人が
一緒に楽しんじゃうとこまでは行かなかったとしても
こういうことが好きだな、楽しいなと思うボク。というのを
受け入れ、認め、微笑ましく見守ってくれる人だとよいな~とか
そんなことまで思ったりしながら。
自分の家、持ちたいなぁ、なんしょ。

持ちたいなぁ、じゃなくて、持つよ。きっと。絶対。
なんとしてもゲットするのです。
きっとそれができちゃうのです。
そう信じて。
ワクワクしながら
とりあえず、今の暮らしの中で
予行練習的なものもしたりしながら
その日が来るのを楽しみに、少しづつ、前に進むのです。

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