恋をしようぜ、Baby。綺麗な恋を、Maybe。

Music
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こんにちわ、ボクです。
無くてはならないKindleちゃんの具合が悪く
自分の具合も悪くで
なんかもう、いろいろ悪い感じであったけれども
まあまあ起きれるようになったっつんで起きだして
家事をこなしつつ、BGMをこれにしたら
このアルバムの偉大さに胸がしびれたので
ブログをしたためる気になって、今ここにいるワタクシ。

発売当初は中学1年生だったと思う。
まるっとアルバムを綺麗に放送してくれる
ありがたいFM番組があったため
まるっと録音したテープを聞いていたあの頃。
テープは聞きすぎて伸びてしまい
レコードレンタルしてまた取ったりして
時代は流れてCDを買って、すり切れないのをいいコトに
何かって言うと未だに聴くアルバム。

特に元春ファンではないのだけど
このアルバムだけは神がかっているように思っていて

とはいえ、ビートルズまんまやん!とか
ディランまんまやん!とかいろいろありはするんだけども
そんなこんなも含めて、これぞ元春!とかって
自分の中では思っていて
思いすぎていて、他のアルバムは聞いちゃいない。

サウンドはもとより
その詩の世界の素晴らしさは他に類を見ない感じで
このアルバム収録曲だけでも
珠玉のフレーズの多さに改めて胸がキュンと。

タイトルにしたフレーズは
ガラスのジェネレーションからの一節。
他にも挙げだせばきりがないのだけども挙げてみると

若すぎてなんだかわからなかったことが
リアルに感じてしまうこの頃さ

              Someday

いつかは誰でも 愛の謎が解けて
ひとりきりじゃいられなくなる

              Someday

スクランブルパーティで騒いで
フォアグラの月に照らされて
シナトラの声に身を委ね
マティーニの海に溺れる

              It’s Alright

アスピリン片手のジェット・マシーン

              Happy Man

ちょうど波のようにさよならがきました
あなたはよくこう言っていた
終わりははじまり 終わりははじまり

              グッドバイからはじめよう

あ、もうね。A面だけで疲れたけども
本当に挙げだせはきりがない。
と言うか全部が珠玉の言葉たちばかりで。

そもそも、A面B面と言う概念が
CDの登場で無くなって久しいわけだけど
A面B面のロマンってのがあり
このアルバムはそれがもう、ふんだんに取り入れられてるし
ってあー。聞きながら打ち込んでるもんだから申し訳ないんだけど
So youngなんて、なにもうこれ
ワックワクするでしょ、どうしようもなく。

なんとなくなんだけど
このアルバム(だけ)を聞いてる限り
ボクの中では元春は小説界で言うならば村上春樹的な感じで
もっと古い小説界ならば漱石みたいな感じで
なんだなこう、ライ麦畑だよね。

だけど、すごく・・・”まっとう”な感じもして
絶対にアナーキーじゃないしパンクでもサイケでもなくて
なんかこー・・・純粋だなーって感じてキュンとなる。

何かが間違ってるのさ、いつの頃からか
君の瞳に映るTiny raimbow消えかかりそうさ
Do you remember あの日の二人
Do you remember あの日の輝き
Jump up baby,common
忘れないで・・・

              Sugartime

うう・・・なんか知らんが泣ける・・・(泣)
忘れきってしまってるけど
脳みそに存在している「あの日の輝き」があるんだろう。
そんな感じに何故だかわからない謎の力が
このアルバムには確かにあって
そこを刺激してくれちゃうのです。

どんな奴にもひとつぐらいは
人に言えない秘密を持っているのさ・・・

             彼女はデリケート

とまあそんな感じで
何が言いたかったのかさっぱりわからなくなったまま
それをあえて思い出す努力もしないまま
唐突に終わらせてみるつもりなんだけども
よくわからないけど
ボクにだって青春があったし
今だって青春かもしれないし
いやもうやっぱりいろいろ終わっちゃいるんだろうけど
このアルバムを聞ける限りは
「あの日の輝き」をすっかり忘れきって
老いぼれたりしないで済みそうな気がするよ。

死んでる噴水 酒場 カナリヤの歌
サイレン ビルディング ガソリンの匂い
みんな雨に打たれてりゃいい・・・

              情けない週末

ボクは残念ながらポエマーではなく
少ない言葉で、こんなにまでも
胸を震わせる空気を作ることができない。

このアルバムの曲の一つ一つは
嘘みたいに「知ってる場面」で
子供の頃には知らなかったけど
やはり嘘みたいに「知ってしまうことになった場面」で
今となっては、総て「知ってる場面」になっていて
元春の偉大さに頭が下がったり。

他のアルバムも聞いたほうがいいと思いつつ
長い長い間聞けてないのだけど。
ファンであるとまでは言い切れずとも
こんな風に、いつ聞いても胸が震える、しびれる名盤ってあるね。

魂がすっかり弱ってしまった時
参ってしまった時
疲れ果てて動けなくなった時
こんな名盤が光を、力を
ちょいと与えてくれて、そこから金縛りが解けて行く時みたいに
少しづつ動きを取り戻せるのかもしれない。

それにつけてもすっかり夏だね。
今年の夏を、それぞれに
無理なく、楽しめますよう。じゃ。

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